人によって見える景色は違うから

こんにちは!婚活弁護士の関谷です。今日もまた一段と寒くなってきました。紅葉もきれいになってきて、秋ですねー!

弁護士の仕事をしていてよく感じることなのですが、対立当事者の主張って本当に対立しているなと思います。例えば、夫は充分生活費を渡していたと考える、妻は不十分であり、経済的DVだと考える。会社は、社員が勝手に残業した、社員は残業せざるを得ないから残業した。裁判だから、立場上、そう主張せざるを得ないだけだろう、どちらかが嘘を言っているのだろうなどと第三者からみると思うかもしれません。でも、そうじゃないのです。大抵、両者とも本心からそう思っています。

つまり、立場やその人の感じ方で、見える景色が全然違うのです。夫は、食費雑費で10万円を妻に渡せば充分だと考えます。妻は、子どもの給食費や部活動費、おやつ代などいろんなところにお金がかかり、10万円ではとても足りないと考えます。会社は、残業はせずにこの程度の業務はこなせるはずであり、残業せず効率的にやりなさいと指導していたので、社員が残業したのは、ダラダラやっていただけだからだと考えます。社員は、休憩時間も休憩せず、必死にやっても終わらなかったので残業せざるを得なかったと考えます。

同じ事実でも、その人の立場や考え方、把握している周辺事実で全く違うように捉えられるんですよね。だから、自分の考えていること、気持ちは相手に伝えないとダメなんです。

お互いに自分の気持ちを伝え、お互いの立場をわかり合い、お互いにとっていい解決方法を模索していく。そうしないと、人間関係はいつか衝突して破綻へと向かっていくんですよね。自分の気持ちをきちんと伝えることは、良好な関係作りに必須なことです。

婚活をしているとき、どういうお相手がいいかなと皆さん悩まれると思います。私は、自分の気持ちをきちんと言える人、自分の気持ちをきちんと聞いてくれる人が一番だと伝えています。人はみんな違います。置かれている立場もみんな違います。だからこそ、分かり合えるための努力をお互いできる関係作りが大切なんですよね。

結婚式の誓いの言葉をきちんと実現できるパートナーは誰なんだろう、どういう人なんだろうと考えてもらえるといいですね。

「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」


PageTop